- FIMER はこのほど、東京の主要なビジネス街である品川に新本社を開設した。
- 新オフィスには、主に国際的な顧客のニーズにサービスを提供するFIMERの多様で拡大を続けるチームが入る。
- FIMERは、日本の大規模な特別高圧や高圧系統に連系する太陽光発電を支援する絶好の位置を占めている。
- FIMERは市場でのサービスに重点を置き、新たなウェブサイト
(https://www.fimer.com/ja)の立ち上げと、サービスセンターの開設により、日本の主要なセグメント全体で顧客との接点を増やす。
太陽光発電用パワーコンディショナーソリューションの有力メーカーの1つであるFIMERはこのほど、新たに日本本社を開設した。新しいオフィスは東京の主要なビジネス街である品川に位置し、FIMERの多様で拡大を続けるチームが入る。これは主に国際的な顧客のニーズにより良いサービスを提供するために進行中の変革の一環であり、今年初めのABBからの太陽光発電用パワーコンディショナー事業の正式譲渡に続くものである。
日本の太陽光発電産業は、政府が掲げる2030年までに全国の発電量の22-24%を再生可能エネルギーで賄うという目標を背景に、成長の構えを見せている。同国の二酸化炭素排出量実質ゼロを目指す取り組みにより、国内および多国籍企業からの投資がますます増え、とりわけ大規模な産業用の太陽光発電プラント建設分野で際立っている。
FIMERは、あらゆる市場セグメントとタイプの太陽光発電施設に対応するパワーコンディショナー製品、システム、サービスの包括的で革新的なポートフォリオを擁し、日本の大規模な太陽光発電分野の需要を支える絶好の位置を占めている。
顧客バリューを生み出すというコミットメントを強固にするためにFIMERは、新たなウェブサイト(https://www.fimer.com/ja)の立ち上げにより、顧客との接点数を増やすことを目指し、2021年のサービスセンター開設に着手している。サービスセンターは、東京の多摩センターに拠点を置き、オペレーションとメンテナンス(O&M)トレーニングをはじめ、サービスエンジニアやサービス代理店向けの現場トレーニングを提供する。
FIMERのFilippo Carzaniga 会長は今回の開設に関し、「新オフィスの開設にあたり日本のチームに心からお祝いを申し上げたい。3月にABBの太陽光発電用パワーコンディショナー事業を買収したことにより、FIMERの戦略はあらゆるPV(太陽光発電)市場セグメントの中で顧客バリューを生み出すことや、高度成長領域での拡張機会を活用することに焦点が当てられている。日本は主要な戦略的市場であり、われわれは現在ここに、大規模セクターを中心にした強力な需要を目の当たりにしている。日本の新本社の開設ともうじき完成するサービスセンターにより、顧客は包括的な製品とサービス提供へのアクセスが得られ、われわれの顧客へのコミットメントが強化される。私はこのチームが当社の顧客の市場でのニーズに対して十分にサービスを提供できる万全の能力を備えていると確信している」と述べた。
FIMER日本の関口剛カントリーマネジャーは「世界4位の規模を持つ太陽光発電用パワーコンディショナーサプライヤーとして、FIMERは強固な専門知識を有している。FIMERの企業理念により大企業の信頼性と中小企業の柔軟性が結合され、われわれは設置事業者、EPC(設計・調達・建設)請負事業者、代理店業者とともに、太陽光発電産業界のダイナミックな動きのかじ取りをする準備ができている。われわれはこの数カ月間、熟練技術を有し、多様な文化を持ったチームの構築に努めてきた。日本で太陽光発電に向けたクリーンエネルギーへの移行を最大限に行うことを楽しみにしている」と語った。
▽問い合わせ先
Marici Japan (FIMER) https://www.fimer.com/ja |
Chen Minming |